皆さん御機嫌よう、本日のブログは西尾が担当します。
前回のブログでそういえば自己紹介もなくいきなり登場したので、誰この人となった方もいるかと。なので今回は反省して軽く自己紹介も含め担当したいと思います。
何となく知ってる方もいると思いますが、騎手受験特別コースと競走馬育成部門を担当してます。
皆からすると競走馬乗ってるか騎手生を怒ってるかしかイメージないかもしれないですが、競走馬をやる以前は乗馬クラブで働いていました。なのでちゃんと優しい接客もできますよ(笑)
※競馬修行中の西尾
※乗馬クラブ時代の西尾
それから競馬の世界に入り、今皆さんと活動させて頂いています。
さて、ではここからが本題、本日は切磋琢磨頑張っている騎手生を紹介します!
丁度今月の中旬に地方競馬教養センターの試験が終わりまして、2月の頭に結果発表があります。発表まで騎手生も僕もあまり生きた心地がしてません(笑)
※先日の地方騎手試験と受験した騎手生
日本の競馬は2つの組織が運営しており、日本中央競馬会(JRA)と地方競馬全国協会(NAR)があります。
それに伴って騎手の試験も組織別に実施しているので、年に2回受けることができます。
合格した組織で騎手としての所属も変わるので入る競馬学校も変わります。JRAは千葉県の白井市にあり、NARは栃木県の那須塩原にあります。写真は那須塩原です。
試験はJRAは8月に実施し、NARは1月にあります。なので、騎手生は4月に入学してから約3ヶ月で最初の試験があるため、学校生活をエンジョイする暇もなく体を作り上げなくればいけません。
では、騎手を志す彼らにとって1番大変なのは何か、それは体重管理です。
JRA・NAR共に受験するためには、まず体重を46~47キロに維持しなければいけません。
そして何より厳しいのが合格し競馬学校に入学した後、JRAは3年、NARは2年間の訓練課程の間、常にその体重を維持しなければならないのです。1gの体重オーバーも許されません。本当に厳しい世界なのです。
そのため、常に規定体重をキープできるように体質を変化する必要があります。その訓練を入学してから始めるのですが、それが地獄のようなしんどさであり、それを耐え抜かなければいけないのです。
プロのアスリートとして、身体能力は優秀かつ、常に向上させなければならないが、筋肉がつくと体重が重くなり維持ができなくなる為、運動の内容と質・食事のバランスと食べ方を徹底する必要があるのです。
1番遊びたく、1番食べたい年頃に夢のためにグッと我慢をし、日々精進している彼らを見ていると、何度変わってあげたいと思ったことか、本当に誇らしく思います。直接は絶対言いませんけどね(笑)
こうして苦難を乗り越え全てを出し切ったとしても、合格するのはほんと一握りであり、また、どんなに志が高くても思春期がゆえに体の成長が騎手の適性を外れてしまえば諦めなければいけない世界でもあります。
※バジガクカルミア、この時は惜しくも3着。
騎手を目指すとはその覚悟が必要です。それらを受け入れやりきった彼らは本当に凄いと思いません?笑
騎手生にはいつも話してますが、騎手になろうがならなかろうが、自分に厳しく励み続け、成し遂げたその経験は、人として大いに強くなったことでしょう。ですので、胸を張って堂々と生活してほしいですね。
最後に、今冬休み中の騎手生諸君。
いよいよ結果発表ですね!気合を入れて戻ってきなさい。
では、ご武運を!
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