皆さん御機嫌よう、本日のブログは西尾です。
入学して約2か月、大分学校にも慣れ落ち着いてきた頃でしょうか。
森のメンバーも新上級生に入れ替わり切磋琢磨頑張っています。
森がどんな場所なのかはこれまでのブログで説明済みと思いますが、
引退馬の森は主に応用訓練の場となっており、
在厩している馬達も現役馬や引退競走馬、練習馬達に関しても元気一杯な馬達が多く生活しているため、
馬匹管理の難易度も上がり少しの油断が人馬共に大怪我へと繋がります。
難易度が上がる分危険も多いですが、ハイリスクハイリターンで技術の向上も早い。
そんな森では現在専門2年生と高校2,3年生が活動していますが、
最初は本当に何をするにしてもヒヤヒヤでスタッフ陣の心臓はいつもバクバクでした(笑)
※森の上馬場、ここで走られたら良い風を感じれますよ(笑)
ですが、森での活動が始まってから約2ヶ月、
何をするにしても危なかった新上級生達は見違えるほど逞しくなってきました!
若者の成長は早いなーとこの頃よく身に染みてます。
競走馬を主に担当する競走班では、
高校生でも実力が付くにつれ現役の競走馬を担当させ、持ち乗り厩務員として実際に調教まで担当させます。
※2歳馬のゲート調教の様子
※現役馬の調教後にスタッフと共に帰路につく様子
そういえば先日、バジガクアリアが予定通り盛岡競馬場へ入厩しました。
※持ち乗り厩務員として担当していた壱楽君。
競馬場の厩務員さんに引き継ぐまで道中付き添い、最後まで厩務員としての責任を果たせました。
輸送後実際の盛岡競馬場を少し観光。盛岡競馬場は本当に綺麗ですね。
その馬の全てを担当することで、
入厩が近づくにつれて感じる期待や不安感、責任や達成感などを感じ、
無事レースを走り終えてくれた時の安心感と高揚感を感じることで
ホースマンとして成長ができますね。
僕が本当に感動したことが1つ。
担当している教え子が、一緒に担当馬のレースを観ている時に
「着外でもいいから、無事走って戻ってきて」
と、レース中祈りながらボソッと言っていたことです。
この年でここまで素晴らしいホースマンになれるのかと、心底感動しました。
競馬という業種を目指す上で、競馬の魅力だけではなく競馬のリスクもちゃんと理解している発言ですからね。
そんなホースマンに育ててくれる馬達って本当に凄いですよね。
そんな馬達のもとで勉強している彼ら・彼女達も
まだまだ幼くも、ホースマンらしく逞しい顔つきになってきましたね。
これからも成長に期待です。
1年生の皆も、もう1年経たずに応用訓練が始まります。
その時、馬達から色々教えてもらえるように今出来ることを一所懸命頑張りましょうね。
では、今日はこのへんで。
専門ブログもお楽しみに!
高校3年次での現役JRA厩務員合格者も排出!
令和5年度:受験者5名中、5名合格
令和4年度:受験者6名中、6名合格
令和3年度:受験者5名中、1名合格
令和2年度:受験者8名中、6名合格
平成31年度:受験者6名中、5名合格
平成30年度:受験者6名中、3名合格
平成29年度:受験者3名中、3名合格
(東関東馬事高等学院・専門学院を含む)
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