ブログをご覧の皆様、コンニチハ。
本日はクリスマス・イヴですが、
ここバジガクはではクリスマスのイベントは早めに終わらせてしまったので、普段と変わらずデス。
ここのところ冬型の気圧配置が続いて、風も強いしめっきり寒くなりました。
そして今日も冬晴れ。さむい。
いまから春が待ち遠しい。
いやいや、アナタじゃないから春ですよ春、Spring
Spring
スプリング
バネ(撥条)
はい、今回のテーマはバネです。
馬術的には馬の動きのバネ的性質を弾発(だんぱつ)と言ったりしますが、
今回は、馬体をバネにみたてたり、うまの体の中のバネ(筋肉)についてお話します。
さて
皆さんもそうだと思いますが、寒くなると身を縮めてしまい
首や肩、腰などに凝り、不調を感じることが多くなりますね。
冬は馬もそうなりやすいです。
筋肉は電気信号で縮むバネのようなものです。
寒さで縮こまっている筋肉は
縮める力に対して伸びようとする力が働くバネ
ではなく、引っ張る力に対して縮もうとする強いバネのような状態になっています。
また、弾力を失った(凝った)筋肉は痛みを生みます。
痛みを感じたり、痛みを予想すると生物は身を強張らせます(筋肉を固くする)。
結果、動けなくなったり、動きが制限されたり、ぎこちなくなったりします。
人間同様、特に首、肩周辺、背腰にこの凝り、縮こまりが起きやすいので、
冬場の馬の運動は、これも人間と同様ですが、
ゆったりとした動きの準備運動やストレッチにより筋肉、関節を温めてほぐすこと、
またその作業にしっかりと時間をとることが重要になります。
また馬の胴体を大きなバネだと見立てると、
縮こまっている馬体は縮めて伸びる力を出すバネというより、
伸ばすと元に戻るバネに近い状態になっていると言えます。
すき間が無いので体の柔軟性も失われ、内方姿勢も取りずらくなりますなってしまいます。
なので、
馬術的に馬を丸くするためには、バネ同士の上側のすき間を広げるイメージで、
馬体の上側の筋肉群が縮こまらず伸びるようにすることが必要になります。
馬体全体をバネ同士のすき間がしっかりあるバネの状態まで一度伸ばすことで、
バネ自体の曲がる柔軟性も大きくなるし、
縮めた時の力(パワー)も大きくなるというイメージです。
以上のことが理解できていても、
馬に筋肉の力を抜いてもらう、
凝った筋肉をほぐすストレッチをしてもらうのは、
非常に難しい作業になります。
力ずくでやらせようとすれば、
そのことに対しての緊張、ストレス、恐怖、痛みに対する防御(強張る)などにより、
意図したこととは反対の結果になる事の方が多いからです。
以下、今日のレッスンで見かけた馬の状態を見てみましょう。
全体的に良く伸びてますが、うなじと首の付け根に緊張がありますね
腰はよく伸びてますが、頸に強い縮こまりが見て取れます。
イイ感じ、もう少し頸が伸びるとよいかな?
強い緊張が背中に感じられます。
皆さんも馬を見る目が養われましたかネ?
それではまた次回
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