皆さん御機嫌よう、本日のブログは西尾が担当します。
なんとなく知ってる方もいると思いますが、競走馬育成部門と騎手受験特別コースの担任をしております。
何を書こうかなーっと迷っておりますが、騎手生の試験も近く仕上がってきた時期でもあるので、これから怠けないように心持ちのようなものを書きたいと思います。
あえて題名をつけるとしたら「生キ方用意」です。
昔の武士の時代に「死ニ方用意」という心構えがあります。
「武士道とは死ぬことと見つけたり。何のために死ぬのか、誉無くして恥を晒すべからず。」という、いつ死んだとしても後悔のないように生き、その覚悟を持ちなさいということですね。
ここで皆さんも自分に問いかけてみてください。
毎日全力で生きてますか?悔いの残らないようにやれることやってますか?と。
そんな風に考えて生活することなんてあまり無いですよね。
ですが、人も馬も生きている以上は必ず死にます。だからこそ、自分の周りの大切な人達、友達、家族、そして皆が携わっている全ての馬達に、その日できること全てを精一杯やってあげてください。もちろん、自分自身にもですよ。
僕の経験から皆に1つ、自分にとって辛く苦しいこと、周りの人がやりたくないと思ったことは、お金を払ってでもやらせてもらいなさい。ということです。
辛いこと、大変なことから逃げたくなるのは人である以上当たり前であり、それは決して悪いことではありません。
ですが、これからの人生の中で決して逃げることのできない壁が幾度か訪れるでしょう。
その時、今までにどれだけ色々なことを経験してきたかどうかが皆の強さに代わるからです。
生きるための逃げはありですが、踏ん張り立ち向かっていくことも大切です。その時は苦しくとも、経験したことは人生において何1つとして無駄にはなりませんから。
↓ 騎手試験が終わったあとの自分へのご褒美タイム、よく頑張りました。
最後に、皆さんはこれから本気でやりたいと思ったことは何でもできる年齢です!
努力が必ず報われるわけではありませんが、成功してる人は必ず努力をしています。
だからこそ、これからの長い人生をどう生きるか、どんな大人になりたいのかをしっかり考え、1日1日を大切に生活してください。それが皆の「生キ方用意」ですね。