皆さん御機嫌よう、本日のブログは西尾です。
今年もあと約2週間、あっという間にお正月ですね。
年末に向けて掃除を忘れちゃ駄目ですよ。
さて、まずはお知らせから
先月の11月に川崎競馬所属のバジガクミソラが能力試験を無事合格しました!
※厩舎で馬装中のバジガクミソラ
年明けいよいよデビューとなります!
早ければ正月開催の川崎開催です、その際は皆で応援に行きたいですね。
そして、入厩待機中だったバジガク2歳のバジガクチャモがついに入厩します!!
※バジガクチャモ
※右隣の子はバジガクランベント
顔は童顔なチャモちゃんですが、体は黒人のようにごついです(笑)
チャモは船橋競馬所属となり、今週入厩予定です!
今後のチャモちゃんの応援是非宜しくお願いします。
さて、お知らせはここまで、それでは本題に入りましょう。
皆さん「守破離」って知ってますか?
技術の世界、職人の間でよく使われる言葉なのですが、どのような意味かというと
師の教えを忠実に守る、基本の段階を「守」
自分で考え工夫する、自立の段階を「破」
独自の新しい世界観、スタイルの構築、創造の段階を「離」
という、修行の過程を表す言葉です。
何故このような話をするかというと、
私達馬乗りも同じ技術職であり、
自分の腕一本で食べていく仕事になるからです。
皆さんは入学してから2,3年という非常に短い期間で、
ホースマンとして「プロの仕事」まで繋げなければなりません。
そのため、日々の訓練やトレーニングも決して楽なものではないでしょう。
その上で、学校の役目は主に「守」を徹底的に教えることが第一であり、
卒業までに順調にいければ「破」まで到達できる子もいるかもしれません。
ただし、「離」に関してはどんなに上手な子でも現場に出てからしか習得できません。
これから何年もの経験を積んで、
今までの自分の全てをつぎ込み、自分のスタイルというものが初めて見えてくるからです。
だからこそ、馬乗りとしての引き出しの多さが今後本当に大切になりますよ。
「プロ」になると、修行したい、技術的に教わりたい!と思ってもそう簡単には教われる機会は巡ってきません。
仕事をしてますからね。自分のためだけに使える時間は本当に貴重になります。
なので、皆さん教われる機会を大切にしてくださいね。
前回のブログで先輩から後輩へという話をしたと思いますが、
僕の経験上先輩から教わる教訓は本当に貴重なものになってました。
1年生はどんどん先輩と話に言って教わりましょう!
2,3年生は後輩たちに色々落とし込んであげてくださいね。
それでは今日はこの辺で。
皆さん良いお年を!
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