皆さん、コンニチワ
仕事や学校の通常の生活が始まって生活リズムや体調など
調子はいかがでしょうか
本日は古株スタッフのブログデーです
本日の日向施設には、生徒の人数が
かなり少なくていつもより静かな時が流れています
なぜならば
昨日のブログでもお伝えしましたが、高校2,3年の学生と
一部の高校1年生が大阪の杉谷乗馬クラブで開催される
新春馬術大会に出場するため馬運車で馬を輸送して
出かけて行っているので人が少なく感じています。
昨夜、馬と荷物を積み込んで日向の学校を出発したのは
PM 10時
馬運車の苦手なショットも、比較的スムーズに乗車して
しっかり人間の荷物も確認して積み込んで出かけていきました
大阪までノンストップで8時間
長旅ですね
朝には大阪に到着していると思います
あちらでも人馬共に怪我のないように頑張ってください
さて、新春よりイベント多数のバジガクですが
先週の土日は全国中高生馬術選手権大会が開催されていました
全国より集まった中高生選手の走行で盛り上がりましたが
デビュー戦の学生の成長が見えたり、
前回は予選敗退の学生が入賞したりと楽しい競技となりました
そして今回の選手権では4頭の引退馬達が競技馬デビューしていたのでご紹介します
まずは、預託馬のセレスチャルハート号
今年8歳になった鹿毛の女の子です
体の大きな野田先生が乗っていて分かりにくいですが
馬体の大きなセレスチャルハート
騎手生のスーパーカップ君が引いてると分かりやすいですね
2022年2月1日の川崎競馬での出走を最後に怪我で引退して
バジガクに預託休養後、乗用馬転用をされました
大きな体を支え、全力で走ってきた肢の怪我も癒え
大きな体を安定して支える筋肉を育て、「前に走ること」から
乗馬に必要な体の使い方を覚えてようやく障害のコース走行まで来れました
穏やかな動きで無事にデビューを果たしてくれました!
おつかれさま!
次に紹介するのはRetouchで預託されているハル号
Retouchを支援して頂いている数多くの方に支えられて
乗用馬として第2の馬生をスタートさせています。
ハル君にとっては初めての大舞台!
早くも障害飛越の才能を見せてくれています
トーナメント方式での勝ち上がり戦
乗り馬はくじ引きで決定されるのですが、たまたまバジガクの生徒に当たりました
反抗や暴走もなく、無事素晴らしい跳躍を見せてくれました
この調子で乗用馬としての道を究めていってほしいです
さて3・4頭目は、バジガクの引退競走馬たちが
選手権デビューしているので紹介します
バジガクエーゼル号
2020年のクラファンで多くの方にご支援頂いて
競走馬としての馬生を支えて頂いた1頭ですが、
2021年11月19日の大井競馬場の出走を最後に引退して
2022年から乗馬転用をスタート
兎に角、体が小さくておっとりしていて
なかなか体をしっかり使えず、障害をなぎ倒していたので
今までは障害飛越は行ってきませんでしたが、ようやく遅咲きです!
体も心も成長して、意欲的に障害に向かっていくようになってきました
とても地道ですが、乗用馬としての階段を上っています
同期で育ったアムール、カグラはすでに経験値のある障害馬として育っています
エーゼルは競走馬としても遅咲きでしたが
乗用馬としても同期よりは遅咲きです
でも、人も馬も長い時間をかけて経験を積み重ね
沢山の人や馬と関わって成長していくことを教えてくれています
ここからの更なる成長が楽しみです
最後は、バジガクルッチョラ号
エーゼルと同じく、競走馬として買い手のつかなかった馬を
クラファンでご支援頂いて、競走馬生をつないだ1頭です
同期の中でもお転婆で、身体能力はあるものの中々周りが気になって走りに集中できず、
数々の落馬数を叩き出していたルッチョラですが
2021年9月4日の船橋競馬での出走を最後に引退
体のサイズも問題なく、身体能力もあるのですが、前に出ることに真剣になれず
前に行かなくなってしまう悪い癖が競走馬としては問題で
結果には結びつかず引退
乗用馬転用中には、物見、硬直、跳ねる、立つ
履いた蹄鉄を速攻脱いで運動拒否
中々手のかかる絶賛ニート希望の子でした
その中でも、飛越能力は期待ができる我の中に隠した能力が見え隠れしていて
開花させるためには、諦めずに調教あるのみ
(諦めたらそこで馬の価値が決まってしまいますから
より良い馬生を末永く送ってもらえるように根気強く、しぶとく育てていきます)
実は今大会の前の選手権で
デビューを予定していましたが当日の朝に跛行のため
馬変更となりました(焦)
中々、最後までスムーズにはきてくれない子でした
部内大会では場の空気に飲まれ硬直癖発揮
でも、飛んでる障害は80㎝なのに遥か彼方の大障害飛越!
実は緊張しやすいだけの女の子なんです
そして、ここ1ヶ月で安定感が出て
後は当日の走行時まで蹄鉄と走行できる体を守り切るだけ!
と年末年始も関係なく、見守りました
正月を越し年が5歳となり心の成長がようやく追いついてきて
穏やかな走行を披露することができました
以上、遅咲きの2頭の紹介となりました
年3回開催される全国中高生馬術選手権大会では
人の成長と馬達の成長を見れる大事な舞台となっています!
上手くいったことも、失敗したことも
人生が終わる時までの成長の途中経過です!
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